名刺の渡し方と受け取り方のポイント
1.自分の名刺は相手の方を向けて渡す。
これはなかなか間違える方もいないとは思いますが、渡す名刺は相手に向けるのが基本。
名刺を取り出したら一旦名刺入れの上に置いて一緒に持ち、そこからやり取りを始めてください。
2.ロゴや名前に指がかからないようにする。
焦ってしまうとよくあるミスですが、自分の名刺も相手の名刺も、ロゴや名前に指がかからないよう端を持ってください。
名刺は第二の顔とも言えます。
そんな大切なものを大きく持ってしまうと『掴まれた』という印象になり、雑な対応に見えてしまいます。
3.両手で受け渡しをする。
間違っても片方の手だけで雑に受け渡しをしないようにしましょう。
受け渡しは基本は名刺入れの上で行ってください。
同時交換になってしまった場合は右手で受け取り、左手で渡してください。
その後名刺入れの上で両手で一旦受け取ると、丁寧な印象を受けてもらえます。
もらった名刺はどこに置く？
さて、席ついても名刺のやり取りは終わっていません。
いただいた名刺は、相手から指示があるまでは収納しないことが基本です。
机に名刺を置く際の基本
机への置き方は、基本は自分の左側。
一枚の場合は名刺入れの上に置きましょう。
向きは自分が読めるように、自分の方へ向けて置いてください。
複数枚いただいた場合は？
複数枚の場合は、左から順に役職の高い方を置きますが、だいたいの場合は席順で役職が分かるので、席順に置いてしまって大丈夫です。
たまに名刺入れの上に2枚無理やり置いている方もいらっしゃいますが、複数枚の場合は名刺入れの上に置く必要はありません。
資料のやりとり等で邪魔になってしまう場合は、相手に「名刺失礼いたします」等ひとこと声をかけてから収納しましょう。
立食などで机に置けない場合
立食の懇親会等で交換した場合は同じく相手にひとこと声をかけ、自分の名刺の上に入れるか名刺入れに挟んでおきましょう。
メインの収納以外に収納できる場所がある場合は、そちらに入れておくと急な名刺交換にも慌てず対応することができます。
名刺を整理する方法
あまり使わないからといって、いただいた名刺を名刺入れの中に入れっぱなしにしていませんか？
いざというときにどこに収納したか分からなくなったり、別の方とやり取りする際に落としてしまうととても失礼です。
名刺をいただいた後、デスクに戻ったらまず整理をしましょう。
名刺の整理については大まかに2種類。
１つ目はカードホルダーに収納すること。
アルバムのように一枚一枚収納できるものに入れ、どういった方なのか等をメモした付箋と一緒に入れておくと便利です。
もうひとつは名刺管理アプリの利用です。
無料で利用できるものも多く、名刺をスマホで撮影するだけでOK
簡単り管理できるので、様々な企業からアプリが登場しています。
ただし悪質なアプリをダウンロードしてしまうと、登録した名刺の個人情報が抜き取られる可能性も。
信用を失えば会社にとっても大ダメージになるので、アプリを発行している企業をきちんと調べるようにしましょう。
